バックパッカーの意外な楽しみ
バックパッカーとして海外を回り、色々な国の人達と出会ったり、世界の名所を旅する経験をするのはとてもエキサイティングで楽しい時間ですが、もう一つ意外と思われるかもしれない楽しみがあります。
それが、日本で家族の顔を見る時です。
バックパッカーをしばらくしていると、やはり日本が恋しくなるときもあります。
海外を実際に濃く経験する事で、日本や今までの環境の有り難さや良さがより実感できるようになるんです。
見慣れた家族の顔を見ると、バックパッカーでの旅行中に張りつめていた気持ちが糸が切れるように緩むんですよね。
とても安心できて落ち着いた時間、日本で過ごす時間もとても良いものだなと、海外を見ているからこそ思えるんです。
親と過ごす時間が濃くなった
私は20代ですが、周りの20代の友達はまだあまり両親に優しくしよう、親孝行しようという考えをあまり持っていない人も多いです。
段々年齢を重ねてくると親孝行しようという気持ちが湧いてくると言われますが、20代はまだなかなかそういう気持ちが湧きにくいのかもしれませんが、私はもっと親孝行をしていこうと思うようになりました。
親孝行の一つとして、父の日や母の日のプレゼントも、感謝の気持ちとして贈るようにしようと思います。
バックパッカーでの経験は、私に大きなインパクトを与えてくれました。
小さい荷物でも取られてしまったり、現地の人で、あまり付いていくと危なそうだなと感じる方も中にはいるんです。
そうした命の危険にさらされるような経験が時々あると、大げさかもしれませんが、生きているだけでも有り難いんだと思えるようにもなっています。
そのため、両親との時間も、もしかしたらふと終わってしまう時が来るかもしれない、そうでなくても、年齢を重ねていけばいつか終わる日が来るという事を、身近に感じる事ができるようになりました。
この心境の変化は私の両親への接し方を大きく変えてくれて、最近は両親から「丸くなったね」と言われるようになりましたね。
もちろんバックパッカーとしては丸くならずに積極的に出かけていますが、両親に対しては、今まで反発する事もあったものの、最近はむしろ一緒にいる時間を大事にしようと思うようになっています。
海外を経験するからこそ、両親や周りの人もより大切に思える
バックパッカーでの経験を通して、両親だけでなく、周りの人との時間も大事にしようと思えるようになりました。
友達と遊ぶ時間、もより充実したものにしたいと思うようになりましたし、だらだらと過ごす事がなくなってきたかもしれません。
海外に行って大きく人が変わるという話はよくありますが、私も真逆の性格になったとまではいかないものの、かなり大きく影響を受けている所はあるでしょう。
それはとても良い経験ですよね。
もちろん、バックパッカーをしないと日本や人を大切にできないという訳ではありませんが、自分が変われる一つのきっかけとして、とても良い経験ができるのではないでしょうか。