平凡な日々を抜け出したくて


福岡の平凡な女子

私は日本にいる時は福岡に住んでいます。
元々は青山学院大学に進学して、そのまま東京の会社で働いていましたが、今は実家の福岡に戻り派遣として働きながら、貯まったお金でバックパッカーをするようになりました。
バックパッカーをしようと思ったのは、平凡な日常を抜け出したいと思ったからです。

毎日同じ会社に同じ時間に通勤して、同じ人達と仕事をする、事務的な仕事をしていたので、あまり新しい人達と会う機会がなくて、何か新しい事を始めたい、刺激が欲しいと思っていました。
元々海外は好きで学生の頃にも旅行に友達と行くなどしていました。

その時にふとバックパッカーの情報を見るタイミングがあり、それで興味を持ったのがきっかけです。
運動も好きだったのでバックパッカーで大きなリュックを背負って出かけるのも楽しいかもなと思いました。

周りの人の反応

周りの友達にも話してみた所、あまり良いねとは言われませんでした。
大丈夫なの、海外に一人で行くなんて危険だよ、言葉はどうするの、など、色々な事をアドバイスしてもらいましたが、結局私はそのアドバイスをあまり聞かずにバックパッカーを始める事にしました。
不安よりも興味や期待、面白そうだなという感覚の方が強かったためです。

何とかなるよというのが私のその時の口癖でした。
実際海外に行ってみると何とかなるもので、今までそれほど大きな危険にさらされる事なくバックパッカーを楽しんでいます。

もちろん危険なポイントや事前の下調べなどはしていきますが、最初の頃は本当にあまりよく分からずに、とりあえずバックパックを持って出かけようという軽い気持ちで出かけました。
不安をあまり持ちすぎずに、楽しそうだからという感じで飛び出したのが良かったのかなと思います。

刺激的な体験

バックパッカーはやってみて良かったなと思っています。
とても楽しいです。
海外の色々な風景や出会う人達との会話、と言ってもジェスチャーなどで必死に伝えるんですが、これは私を大きく変えてくれました。
日本とは価値観が全く異なり、そうした刺激は私が求めていたものだなと思います。
私はもっと色んな経験が必要なんだと思います。

今までも大学や仕事などで経験させてもらえる事は色々あったものの、まだ世界の多くを知らないなと思いました。
そうした今までの環境では教えてもらえなかった事を、バックパッカーで海外を回る事で学ぶ事ができています。

バックパッカーでの毎日は本当に毎日刺激だらけで、正直刺激が強すぎて嫌になる事もありますが、それを含めてのバックパッカーとしての貴重な経験なんだと思います。
また、こうした色々な経験は自分自身を見つめ直す機会にもなっている気がして、今後はもっと日本でもやりたい事をやりたいなという気持ちになってきています。